民間工事 スクリュー・プレス工法（間伐材杭）
更新日：2015年06月09日
2015年5月、神奈川県にてスクリュー・プレス工法（間伐材杭）を施工致しました。
間伐材は杉材（末口φ150）を使用。本来捨てられる間伐材を杭に使用することでカーボンストックとなり環境保全に貢献します。杉材の圧縮強度は22～35N/ｍ㎡とコンクリートに匹敵する強度があり、安心の地盤を築きます。
従来から一般的に使われる地盤改良材である鉄鋼・コンクリートは 製造工程において１棟あたり数トンのCO2が発生します。しかし、国産間伐材はその育成過程において多くのCO2を吸着することが可能です。その両方で大幅なCO2削減効果をもたらしてくれます。
間伐材杭に先行し、周囲の地盤を押し固める特殊スクリューにて削孔します
削孔した孔に杭をセットします。空気へ触れる恐れのある杭上部には、事前にシートを巻いてあるため腐食のリスクを無くします。
最大押圧力98kNを誇る専用施工機にて押圧を行うことで、杭を確実に支持地盤へ到達させます。
| 所在地/施工場所 | 神奈川県 |
|---|---|
| 竣工年月 | 2015年05月 |
| 工事内容 | スクリュー・プレス工法（間伐材杭） |
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